12月15日 活動報告 リョービ祭り!
師走ですが、そうそう師走的に忙しくない私は工房開放が季節を問わず大事な場所。
今日も細かい作業をジリジリと進めました。
専門学校時代の友達へのクリスマスプレゼント”カトラリーケース”は、もう間に合わないと
諦めたら随分と気持ちが楽になり、作業も丁寧に進められました。
リョービトリマーMTR-42やTR-40が工房には常設されていますが、リョービの純正オプション
ダブテールガイド”をベースに取り付けて倣い(ならい)加工の続きを。

テンプレートを作り、そこにダブテールガイドを沿わしてそれにならうように削れる
オプションツール(ストレートビットにベアリングついていたらそれでも同じことができます)です。
まずはテンプレート。
ドット柄に彫るので、ボール盤 リョービTB-1131Kに ホールビットを取り付けて、30mm、
26mm、25mm、16mmの丸い円のテンプレートを作りました(写真左)。
ボール盤は本当に便利で、穴を垂直に開けたり、左上部にあるナットを調整したら、毎回
同じ深さを掘るように調整ができます。
その他、上にかぶせてある蓋をあけるとプーリーが二つあり、細い穴をあけるときは、
速度を速く(5段階の一番上部に設定)、大きい穴をあけるときは速度を遅くして(5段階の
一番下部に設定)して安全に穴を開けることができます。*今は真ん中にセットされていました。
使うときにはボール盤用の台座板を置き、捨て板を置いてからビットをセット(ビットを落として
台座やビットを壊さないため)し、小さい材は手持ちでハンドルを回すと危ないので
ドリルプレスバイス(バンドソーの向こうにあります)という万力で材を固定すると安心して
穴があけられます。
特に必要がないかもしれませんが、ボール盤の台座も自由に傾けられますので、
物によっては垂直ではない、45°の角度で穴を開けるなら、台座を調整すれば可能です。
テンプレートができたら、ダブテールガイドをつけてトリマーで彫る!
前回やったときは下の写真の真ん中のようになってしまい、『なんでだろう???・・・』と思い、
グーグル検索すると、テンプレートにする板の厚みを4mm以上にしないときれいにできない
とのこと。なので今日は10mm近い板で再トライ。
→真ん中にあるドット以外のドットは本当にきれいに ならい加工できました

どの工具も、準備9割、作業1割。材を固定して、工具を持つ手をできるだけ自由かつ安全に
使えるように準備してから作業すると、結果仕上がりのきれいなものができると実感しています。
今日の材は、両面テープでテーブルと固定、その上にテンプレートを置き、クランプ固定。
トリマーを持つときはケーブルをまず右肩へ、そのコードを今度は左肩にかけています。
右肩だけだとコードが不安定で落ちそうになったり、その重みを感じて幾分緊張する(肩がこる)
ので右肩~左肩前から脇に抜けるようにコードを通すと安全で楽でした。
そして、材を組む為に角45°カットをバンドソー(材によって適切な速度調整のノブあり)で、
台座をざっくり45°に傾けて切ってからベルトサンダーで微調整。

工房にあるベルトサンダー;リョービBDS-1010は 脇に垂直に回るサンダーもついていて、
マイターゲージという角度を設定できる治具(ベルトサンダーに向こう側にあります)を使うと、
45°に正確にサンディングできます。これがあったら、キッチリ角45°組も簡単に
できちゃいますね。
その後、小さい番手からサンディング、サンディング・・・。

ドットに彫った内側もやすりたいので、テンプレートを作った時にできた丸い材で治具を作って、
ドリルドライバーに装着してサンディング。けっこうイケるもんですね。

そんなわけで、年内完成を目指したカトラリーケースは完成せず、そして小さいスプーンや
フォークしか入らないことが判明しました。めげずに次回も頑張ります。
いつも工房開放ありがとうございます!
(前回、工房開放の後の月曜日に会った同僚は「DIYしてました?今日はイキイキしてます」と
言われました。ハハハハハ。)
追記:工房そばのファミリーマート着けにした荷物が届かず、マダムのところにしばしお邪魔
しました。マダムの心のこもった、大事に作った品々がにこやかに出迎えてくれました。
あっ、優しいご主人も。気持ちが温かくなりました。ありがとうございました!
written by ゆかり
今日も細かい作業をジリジリと進めました。
専門学校時代の友達へのクリスマスプレゼント”カトラリーケース”は、もう間に合わないと
諦めたら随分と気持ちが楽になり、作業も丁寧に進められました。
リョービトリマーMTR-42やTR-40が工房には常設されていますが、リョービの純正オプション
ダブテールガイド”をベースに取り付けて倣い(ならい)加工の続きを。

テンプレートを作り、そこにダブテールガイドを沿わしてそれにならうように削れる
オプションツール(ストレートビットにベアリングついていたらそれでも同じことができます)です。
まずはテンプレート。
ドット柄に彫るので、ボール盤 リョービTB-1131Kに ホールビットを取り付けて、30mm、
26mm、25mm、16mmの丸い円のテンプレートを作りました(写真左)。
ボール盤は本当に便利で、穴を垂直に開けたり、左上部にあるナットを調整したら、毎回
同じ深さを掘るように調整ができます。
その他、上にかぶせてある蓋をあけるとプーリーが二つあり、細い穴をあけるときは、
速度を速く(5段階の一番上部に設定)、大きい穴をあけるときは速度を遅くして(5段階の
一番下部に設定)して安全に穴を開けることができます。*今は真ん中にセットされていました。
使うときにはボール盤用の台座板を置き、捨て板を置いてからビットをセット(ビットを落として
台座やビットを壊さないため)し、小さい材は手持ちでハンドルを回すと危ないので
ドリルプレスバイス(バンドソーの向こうにあります)という万力で材を固定すると安心して
穴があけられます。
特に必要がないかもしれませんが、ボール盤の台座も自由に傾けられますので、
物によっては垂直ではない、45°の角度で穴を開けるなら、台座を調整すれば可能です。
テンプレートができたら、ダブテールガイドをつけてトリマーで彫る!
前回やったときは下の写真の真ん中のようになってしまい、『なんでだろう???・・・』と思い、
グーグル検索すると、テンプレートにする板の厚みを4mm以上にしないときれいにできない
とのこと。なので今日は10mm近い板で再トライ。
→真ん中にあるドット以外のドットは本当にきれいに ならい加工できました

どの工具も、準備9割、作業1割。材を固定して、工具を持つ手をできるだけ自由かつ安全に
使えるように準備してから作業すると、結果仕上がりのきれいなものができると実感しています。
今日の材は、両面テープでテーブルと固定、その上にテンプレートを置き、クランプ固定。
トリマーを持つときはケーブルをまず右肩へ、そのコードを今度は左肩にかけています。
右肩だけだとコードが不安定で落ちそうになったり、その重みを感じて幾分緊張する(肩がこる)
ので右肩~左肩前から脇に抜けるようにコードを通すと安全で楽でした。
そして、材を組む為に角45°カットをバンドソー(材によって適切な速度調整のノブあり)で、
台座をざっくり45°に傾けて切ってからベルトサンダーで微調整。

工房にあるベルトサンダー;リョービBDS-1010は 脇に垂直に回るサンダーもついていて、
マイターゲージという角度を設定できる治具(ベルトサンダーに向こう側にあります)を使うと、
45°に正確にサンディングできます。これがあったら、キッチリ角45°組も簡単に
できちゃいますね。
その後、小さい番手からサンディング、サンディング・・・。

ドットに彫った内側もやすりたいので、テンプレートを作った時にできた丸い材で治具を作って、
ドリルドライバーに装着してサンディング。けっこうイケるもんですね。

そんなわけで、年内完成を目指したカトラリーケースは完成せず、そして小さいスプーンや
フォークしか入らないことが判明しました。めげずに次回も頑張ります。
いつも工房開放ありがとうございます!
(前回、工房開放の後の月曜日に会った同僚は「DIYしてました?今日はイキイキしてます」と
言われました。ハハハハハ。)
追記:工房そばのファミリーマート着けにした荷物が届かず、マダムのところにしばしお邪魔
しました。マダムの心のこもった、大事に作った品々がにこやかに出迎えてくれました。
あっ、優しいご主人も。気持ちが温かくなりました。ありがとうございました!
written by ゆかり
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